Chic Chicks *Salon de The


−おしゃれ−

カジュアルの着こなし

おしゃれなママと女の子

今回のパリで出会ったおしゃれなママと女の子。
1区の高級子供服店でお洋服を選んでいたおふたり。
まずは、そのお嬢さまの何気ない着こなしに目がとまりました。 ストレートのブラックジーンズにメロン色のツインニット、素足に黒のローファーで、長い髪をうしろで無造作に束ねただけ。
特別なデザインのものは何もありません。どこにでもありそうなごくシンプルなアイテムを組み合わせた普段着です。
そんないでたちでふかふかカーペットの高級店を颯爽と歩きまわっていましたが、違和感を感じるどころか、とても自然でした。
それは、色使いの上手さときちんと磨かれた靴に加えて、彼女の持つ育ちの良さからにじみ出るのでしょう。撮影をお願いした時のマダムの素敵な笑顔と、彼女のはにかんだ表情でそのご様子がうかがえました。
フレンチマダムそのもののママを見てもおわかりのように、レディーはどんなにドレスダウンをしてもレディーなのです。これが究極のおしゃれです。
ヨーロッパでは、こういった上品カジュアルの着こなしが見られます。それが私の楽しみです。

(Jul.7.'99)

美しすぎるファミリー

美しすぎるファミリーの写真

こちらも今回のパリで出会ったファミリーです。
セイラーカラーの白いワンピースを着た2才くらいの女の子は、本当にお人形のようでした(お顔に髪がかかってしまったのが残念です)。このクラシックなワンピースは「小公女」を連想させます。
そして、仕立ての良い深いネイビージャケットをおしゃれに着こなしているのがパパ。ここにボーダーのソックスを合わせているところが、ブリティッシュでもアメリカンでもなく、まぎれもないパリジャンですねぇ。
全身黒のコーディネイトにサングラスのマダムがママ。白い肌とのコントラストが映えていました。とても美しい方でした。
右手前のボタンダウンにオフホワイトのパンツの方はお友達でしょうか。
リュクサンブール公園の池でヨットを浮かべて遊んでいらっしゃいましたが、こんなに完璧に美しいファミリーは、パリでもそうそうお目にかかれないのでついついシャッターを切らせていただきました。

(Jul.11.'99)

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