子どもは子ども
パリの公園の中に子供たちの遊び場があります。
入場料を払って中に入ると、お砂場や滑り台などの遊具があります。
休憩がてら、そこのベンチに腰をかけてしばらく子供たちの様子を観察してみました。すると、思わずにやにやしてしまいました。(危ない人と思われたかもしれません。)
思いっきりドロンコになっている子。お兄ちゃまに仲間はずれにされて泣きながら出てくる女の子。気がつくとパンツを脱いでしまっている男の子。親がもう帰ろうと出口に向かうと、腰に手を当ててぷんぷんと怒りだす女の子、泣いて抗議する子、ある女の子はパパに叱られてバギーに乗り、泣きながら自らのベルトを締めていました。
この写真の女の子は、最初二人の姉妹に何かを言われていたようですが、最後はその姉妹の妹の方が仲間はずれになり、泣きながらママのところへ行ってしまいました。その後お姉ちゃまの方と何事もなかったかのように仲良くゴム飛びをして遊んでいました。よくある光景です。
第三者として子供たちを見ているのは本当にあきません。またここに子どもウォッチングをしに来よう。
やっぱり、どこへ行っても子どもは子ども。文化が違ってもどうやら原点は同じようです。
そこまで立ち戻って考えると、お互いに歩み寄って解決できることがたくさんある
ような気もします。 公園でのこういった場面、皆さんにも心当たりがおありですよね?
(Jul.25.'99)
|